福岡市 Kさま邸

自然とキッチンに家族が集まる住まい

「実は、5年前にマンションを購入したとき、リノベーション済みの物件を購入したんです。とてもきれいな内装にウキウキしたんですが、実際に生活してみると…」。
そう話すのは、ミセスリフォームスタイルにリノベーションを依頼したK様。小学生のお子様2人とご夫妻の4人で暮らすK様は、約5年前に、地下鉄の駅から5分以内という好立地に2LDK のマンションを購入。大満足の状態で新生活を始めた。しかし、実際に住み始めると、不便さを感じる個所がチラホラ。さらに問題点が浮き彫りになったのが、新型コロナウイルス感染拡大によるご主人の在宅勤務だった。
「もともとの寝室がエアコンがつけられない部屋で、夏場は暑くてリビングで寝ていました。そこにコロナの感染拡大で、寝室を仕事部屋として利用するようになっていた主人が、汗だくになって仕事をしていて、もう限界やね、という話になって。周辺の住環境は気に入っていたので、じゃあ家の中を変えるしかない、となったんです。数年しか経っていなかったので内装はキレイでしたが、家の間取りにも改善したい点があったので、フルリノベーションすることに決めました」と奥さま。


 「事例を見てピンときた」と、ミセスリフォームスタイルにコンタクトをとり、要望を伝えた。「他社では『難しい』と突っぱねられた事案にも『なんとかできる方法を考えましょう』と対応してもらえて嬉しかったですね。しかも、大雑把に伝えた要望がイメージ通りのデザインになって上がってくることが多くて、お任せして良かったと思いました」と、満足感は高かったそう。

 新たな間取りでは、夫妻の寝室横にご主人の仕事部屋を新設。エアコンが付けられないという難所だったが、配管に工夫を凝らして解消。また、男・女のお子様のため、将来のプライバシーを考慮して、子ども部屋は2つに。こちらは、子どもが巣立つ可能性を見据え、間仕切り扉を外せばリビングと一体化できるような設計になっている。自分の部屋ができたお子様も大喜びで、部屋の片付けや学業に対してとても前向きになったという。


 家族全員の一番のお気に入りは、グレーの色合いがとてもオシャレなキッチン。ミセスリフォームスタイルに勧められ、展示場で見て一目惚れした「グラフテクト」のシステムキッチンを導入した。これにドイツ製の大容量食洗機「ミーレ」もプラス。思い切って、家電もキッチンの雰囲気に合わせて買い替えた。



奥さまは「家事効率がグンと上がりましたが、それ以上に気持ちが上がりましたね。家事をしていても楽しいし、ストレスがありません」。家事動線が良くなったため、自ら食器を下げるようになったり、食洗機内の食器を片付けてくれたり、“みんなでする”というプラスのループが生まれている。自分たちでリノベーションすることの良さは、好きな間取りにできるだけでなく、自分たちが望む生活を実現できることにある。それを、今回のリノベーションで体現しているK様一家。笑みからは、充実の日常が垣間見えた。

Written by LIVWORKS 田端 慶子